フルートは吹けば吹くほど上手くなる魔法の笛
- VOYAGE管理者
- 2019年7月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年7月31日
フルート教室からのブログです。
フルートは他の楽器と違う特徴があります。
まずクラリネットやサックスはマウスピースやリードと呼ばれる鳴らす部分だけを数千円〜数万程度でカスタマイズ出来ます。
トランペットなどの金管楽器も同様です。
ただし、フルートはカスタマイズが出来ません。
頭部管だけ(1/3の値段)を交換するか、本体丸ごと買い直さないとダメなんです。
しかも形も異なり、吹き方が変わってしまう。
つまり、一本買ってしまったら
本人の吹き方で全てが決まる。
ということは、口の形によって、
よく鳴るポイントが存在する。
ということになります。
なので、その場所を探す為に吹けば吹くほど、すぐ上達するわけです。
調子が良いと、1日毎に成長が実感できる珍しい楽器と言えます。
ただし、デメリットもあります。
それは、吹かないと成長しにくいこと。
毎日5分でも吹けば最初はgoodでしょう。
悪い練習方法としては、短期集中型。
最初は1週間のうち1日だけ5時間吹いてもあまり効果がないと思います。
なぜなら吹くポイントを忘れるから。
2.3日おきに1.2時間吹ければ趣味としては優秀な方でしょうか。
例えば中学生1年生から楽器を始め、部活では毎日2時間練習が平均です。
この練習量であの中学ブラスバンドの上手さを参考にしていただければ、上達の具合が分かると思います。
といった、ここまでは独学で練習する場合の話です。
この練習量を踏まえて、レッスンに通った場合、
数倍〜数十倍に生長スピードが跳ね上がります。
なぜなら、吹く成功パターンを先生が知っているから。
レッスンで全ての吹き方の答え合わせが出来ます。
※ただし、中には吹き方の成功パターンを深く研究しないフルート奏者も多くいらっしゃいます。
自分の口の形だけを研究すれば良いわけですからね。
レッスンに通う際は、質問にきちんとした納得の説明で応えてくれるフルート奏者をおすすめします。
音楽講師は免許制では無いので、色々なスタイルの方がいらっしゃいます。
それが音楽の良いところでもあるので、本来は複数の先生に師事するのが一般的ですね。
ということで、フルートは吹けば吹くほど上達する楽器でした!
なので、練習の具合よって、一回のレッスンで急成長して帰る生徒さんもいらっしゃいますね、素晴らしい。
本当に、好きこそものの上手なれ。ですな。
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